FEATURE / USAGE

紙ベークライト 茶色

絶縁性、耐熱性

紙ベークライトは電気的特性に優れ電気絶縁材料として最もスタンダードな積層板になります。 機械的強度、電気絶縁性や耐熱性の特性を活かし、電気部品、半導体、建材など様々な分野で利用されています。

特徴

多くのプラスチックは加熱することで 柔らかくなる性質(熱可塑性)がありますが、ベークライトは逆に加熱することで硬くなる性質(熱硬化性)があります。
フェノール樹脂は機械的強度、電気絶縁性、耐熱性に優れています。
また紙ベークライトと布ベークライトの違いは耐衝撃性です。布ベークライトのほうがより耐衝撃性が優れていますが、紙ベークライトの方が比較的安価に手に入ります。

短所

ベークライトは紫外線に弱く劣化したり、酸化すると変色(赤黒く)してしまいます。また吸水性が高いので注意が必要です。
耐衝撃性に関しては紙ベークライトは布ベークライトに劣ります。

用途

プリント配線基板、ハンドル、配電盤ブレーカー、取手・つまみ

樹脂情報

ベークライトはフェノール樹脂というプラスチックで1907年にベルギー生まれのアメリカ人、ベークランド博士(Leo Hendrik Baekeland)によって発明されたプラスチックになります。
ベークライトには2種類あり、紙を基材とした紙ベークライト、布を基材とした布ベークライトが有ります。それぞれ紙ベーク、布ベークという略称で呼ばれることもあります。
世界で初めて植物以外の原料により人工的に合成されたプラスチックになります。

注意事項

ベークライトの“素材厚”はマイナス公差の場合があります。
板厚寸法を出す場合は材料の板厚サイズに余裕を持たせて発注する必要があります。

加工方法

切削